新潟県の梅雨入り時期は例年6月11日だそうです。
長雨で気温が下がったり、じめじめして蒸し暑かったりと気候の変化がありますが、体調管理に気を付けて過ごしましょう。
梅雨と言えば紫陽花を思い出しますが、雨に打たれる紫陽花はとてもきれいです。
ところで、紫陽花の言い伝えをご存じですか？
古くからの風習で、地域によって若干内容が異なりますが「紫陽花を吊すとお守りになる」というものです。
「玄関や軒先に吊すと金運や幸運をもたらす」「吊しておくと大切な物が家から出て行かない」「トイレに吊すと婦人病が治る」などいくつかバリエーションがあるようです。
紫陽花の種類も三角錐のような形で咲くものや、ガクアジサイと呼ばれるタイプもありますが、日本の在来種は「手まり咲き」と呼ばれるこんもりとした丸い形に咲くものです。
この丸い形が薬草などを詰めた玉を花や五色の糸で飾り、魔除けにしていた「薬玉」に似ていたことに由来しているそうです。
庭でも切り花でもドライフラワーでも楽しめる季節の花に、一年の幸せを願えるロマンチックな風習を季節の楽しみに取り入れてみてはいかかでしょうか。