地球沸騰化と言われた観測史上最高の暑い夏が過ぎ、あっという間に肌寒い季節になりました。
寒くなると恋しくなるのが、【こたつ】です。
「こたつを出すと、みんながだらだら過ごしてしまうので出しません」という猛者もいますが、寒がりな私は我慢できず、10月初旬にこたつを出しました。家族からは早すぎると言われましたが、出すのも片付けるのも私なんだから!と強行突破です。
こんなに早い時季にこたつを出して、十日町の長い冬を果たして無事に乗り切れるだろうか・・・、と不安もありますが、あたたかいこたつで読書をしたり、おいしいおやつを食べるのが、厳しい冬の至福のひとときです。
日本には江戸時代、亥の月(現在の11月)亥の日にこたつを出す「こたつ開き」という習慣があったそうです。亥の月亥の日にこたつを出すと、火災を免れ、その年の冬を安全に過ごすことができる、という習わしであったとか。
ちなみに今年の亥の月亥の日は、11月1日㈬・13日㈪・25日㈯です。こたつを出すだけではなく、ストーブなど暖房器具の安全チェックや早めの大掃除など、本格的な寒さの前に冬の準備を始めるのもいいかもしれませんね。
こたつ大好き派の方も、こたつ出さない派の方も、みなさんがこの冬を元気に過ごせますように・・・。